自己破産とは？
自己破産を分かりやすく会話形式でご紹介致します。
返しても返しても借金が一向に減らない…。それどころか、借金は増え続け、もう完済できる額じゃありません。このような場合は、どうしたらよいですか？
そのようなときは、自己破産（じこはさん）をお勧めしています。
自己破産とは、借金を帳消しにして、生活を再スタートさせるものです。破産について、詳しく知りたい方は、自己破産を詳しく解説をご覧ください。でも、破産と決めてしまう前に、念のため、任意整理や個人再生ができないかもご一緒に検討してみましょう。
自己破産で解決するメリット
自己破産で借金問題を解決すると次のようなメリットがあります。
- 借金がゼロになり、再スタートが可能になります。
- 債権者の取立がストップします。
- 債権者の強制執行をストップできます。
- 生活に必要な資産は残せる場合があります。
借金がゼロになると、生活が全然変わりますね！
でも、良いことばかりなんでしょうか。
自己破産する前に知っておいてほしいこと
良い質問ですね。確かに良いことだけではありません。自己破産する前に、次のことを知っておいてください。
- ブラックリストに載り、５～７年間、新たな借金をしたりクレジットカードを作ったりすることが難しくなります。
- 保証人に迷惑がかかることがあります。
- 官報に掲載されます。（ただし、ほとんどの人が官報を見ることはないと思います。）
- 破産手続中（破産手続開始から免責決定まで。数ヶ月～半年位であることが多いです）に限り、一定の仕事（警備員、生命保険外務員、自動車運転代行業など）をすることができなくなります。
もう一つ知っておいてほしいのは、下記のような噂は真実と異なりますので、惑わされないようしてください。
選挙権がなくなったり、サラ金業者から嫌がらせを受けるって思ってましたが、真実じゃなかったんですね。。
自己破産の流れ
分かりやすく破産手続きの流れをご説明しますね。
- 弁護士から債権者に受任通知を発送
- 通知が業者に届いた時点で請求が止まります。
- 破産申立書の作成
- 弁護士がご依頼者様からお話を伺い、破産申立書を作成します。
- 裁判所に破産申立
- 弁護士が代理人となって、裁判所に破産申立をします。
- 裁判所による破産開始決定
- 裁判所が破産の手続を進める旨の決定をします。この決定により、債権者の強制執行はストップします。
- 裁判所の審尋期日への出頭
- 弁護士も代理人として同行します（→司法書士とのちがい）
- 裁判所による免責決定
- 借金がゼロになります。
裁判所まで弁護士が一緒に同席してくれるから安心ですね。
私の他にもそれぞれ事情があって借金に苦しんでいる人がいると思うのですが、深田法律事務所が解決した過去の事例もきかせてもらえますか？
自己破産の解決事例を紹介します。
- ４０代 女性 大分市在住 パート
- 元夫が住宅ローンを組む時に、その連帯債務者になりました。その他、生活費のために消費者金融からも借り入れをしました。元夫と離婚した後、消費者金融からの借入金は、各社と交渉して完済しましたが、住宅ローン...
- ５０代 男性 別府市在住 無職
- 勤めていた会社の業績が悪化したことなどから、転職を繰り返しました。そのため、仕事がない時期があり、生活費のために借金をするようになりました。最近は試用期間後に仕事を失うことが続き、所持金も底をつきまし...
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